火曜日, 2月 11, 2014

マシュー君のメッセージ(84)

地球にとっても、人類とあらゆるほかの生命体にとっても、もっともネガティブ(破壊的)なエネルギーであると言える原子力からの離脱が、地球人類の進化の上で優先事項のひとつであることをマシュー君は繰り返し伝えています。

今回の都知事選の結果は、それに逆行するようなエネルギーがまだまだ日本を支配していることを示していると言えます。でも、それはあくまでも表面的な動きであって、人々の意識は、その潜在的なものも含めて、確実に明るい未来を指向していると私は思います。

たしかに現実は暗い状況ばかりのように見えます。でも、この数年間の人々の変化は驚くべきものだと感じている人は私だけではないでしょう。

私たちはどうしてもテレビや新聞、雑誌などのマスコミから日頃見聞きする情報に影響されます。とくに、著名人やタレントなどの発言は大きなインパクトを与えますね。

私はその人たちの意見や主張は無意味だと言うつもりはありません。ただ、世界は目に見えないところで、とくに私たち自身のこころの中で、急速に、劇的に、変化していると私には感じられるのです。

その世界には、タレントも著名人もいませんし、必要ないのです。私たち自身がいわば”情報源”です。それは、私たち自身が私たち自身に本当に必要な情報を直接得られるからだと思います。

みなさん自身と周りの人たちの中に、そのように自信を持って、生き生きと生き始めているライトワーカーたちがきっといるはずです。

ところで、今回のメッセージはたぶんパラレルワールドの部分が難解かもしれません。たしかに私たちには雲を掴むような話に聞こえますね。パラレルワールドに関する詳しい説明は『マシューブック2:新しい時代への啓示』Part3”魂のつながり”章の「パラレルライフ」を参照してください。




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2014年2月3日



増大する光、福島のET支援、地球浄化、月面”スポット”、聖杯、輪廻転生、磔、パーソネージの集合意識、魂のステーション、マシューのパーソネージたち

マシューです。この宇宙ステーション(領域)にいるすべての魂たちからこころからのご挨拶をします。“使徒マタイ”のメッセージへの溢れるような感謝がここでのお祝いの目的でした。何でも望む通りに信じる魂の神性な権利を僕たちはいつでも尊重しますが、その選択が提示された真理を受け入れるものであれば、僕たちは何よりもうれしいです。何が真実でありまたそうでないかを魂のレベレルでは知っていることを、僕たちがそうなんですよと何度も繰り返して言うよりも、魂が知っていることを意識レベルで気づくようになっているという、あなたたちの個人的な経験の方がはるかに反論の余地のない証拠でしょう。

闇のとばりから自由になった地球の最初の年であった去年よりも、今年はさらに増して、この惑星にやって来るエネルギーとそこで創造されるエネルギーが莫大な量の光をつくるでしょう。それによって魂たちが意識レベルとスピリチュアルな成長を飛躍的に遂げ、それがあなたたちの世界全体に波及的な影響をもたらすでしょう。光が増すごとに、あなたたちの鉱物、植物そして動物界全体の波動エネルギーのレベルも増します。地球のアセンションが継続すると同時に・・その活発な上昇運動と一緒に流れて行くか、あるいはそれに反抗するかの選択を地球人類だけがもっています・・惑星上のあらゆる形の存在の意識が拡大できるのです。

あなたたちの社会に影響を与えている最も深刻な問題に関わる分断化は、光が強くなって極端な立場の人たちがこれ以上平和な解決に向かう建設的な手段に抗することが出来なくなるまでつづくでしょう。冷静な論議が現在進行中です。初めはそれらが何度か行き詰まることもあるでしょう。でも全体的に見ればやがて勢いを得て、一般的にはまだ共通の認識にはなっていませんが、この瞬間では停滞したり不安定になっている状況に、いわゆる“常識”が現れてくるでしょう。

ソチの冬季オリンピックに関連してテロを恐れる話が大量に出ていますが、まったく必要ないことです・・恐れることがいつでも不必要であるだけでなく、それが地球にとって負担になるネガティビティ(破壊的エネルギー)をつくって逆効果になるからです。宇宙船内と地上にいる宇宙ファミリーがテロ活動の可能性ある“ホットスポット”に関してつねに連絡を取り合っています。ガイアの希望通りに、彼らは危険なテロリストの企みを事前に防ぐ権限を与えられています。何らかの小規模の取り組みが怪我や死をもたらす結果になったときは、ほかの同様な場合のように、それは関わっている魂たちの合意事項の問題でしょう。

また、福島の原子力施設の状況についても安心してください。惑星地球の周りにいる宇宙船のテクノロジーによって汚染された土壌と水中の放射能汚染物質の濃度を下げています。そしてその乗組員たちが事故で悪化している原子炉にそれ以上の損傷を防ぐために可能な限りのことを一生懸命にやっています。いまその原子力施設で起きていることは、地球のあらゆるところにあるそのエネルギー源を終わらせるために必要な説得力ある理由なのです。あなたたちが原子力と化石燃料から離れて、再生可能とフリーエネルギーのエネルギー源に向かって進むことが、地球を癒す大きな助けになるのです。

異常な嵐、記録的な最高低気温、洪水、干ばつ、山火事、地震、火山噴火は、地球の内部と表面と大気を浄化しているのです。それらによって結局は地球全体に温暖な気候がもたらされるでしょう。

月面にある二つの巨大なスポット(地点)についてコメントを頼まれています。実際はルナ(訳注:月の正式名)にはなにもありません・・それらは巨大宇宙船の影で、現れたり消えたりすることができることを示しています。ほかの宇宙文明人たちがすぐ近くにいるだけでなく、彼らが平和的な目的でそこに来ていることを地球の人々に納得させることは、一般市民の恐れと精神的ショックを避けるために必要な準備的措置なのです。

さて、前月のメッセージはこれまで過去10年間のほかのメッセージよりはるかに多くの反響と質問を引き起こしました。ここでは僕自身だけで話すことがふさわしいと思います。まず、僕の母に代わってお礼を言います・・読者の皆さんからの反応がすべて肯定的で、意地悪なものはひとつもなかったのはこれが初めてです。質問に答えることから始めたいと思います。と言うのは、その答えがあなたたちの人生とこの宇宙の生命に多大な深い意味をもたらすと思うからです。たくさんの方たちが僕の聖書時代の転生やそれに関わる話について質問しています。それらは誰にでも関わることであることが分かるでしょう。ですから、その一部をここに入れ、残りは次回のメッセージにまわすことにします。

“もし最後の晩餐がなかったのなら、「聖杯」とは何のことですか?”

最後の晩餐の話は、地上でもっとも神聖でもっともパワーがあるとされるイエスの血を受けた聖杯を求めて多くの人たちのこころをかき立てました。そのようなものは何もありませんでした。でも、地球上で何よりもパワーがある神性なものが本当にあります・・“聖杯“とは魂のことです。この宇宙で魂の愛と光のエネルギーにパワーで勝るものは何もありません。

“イエスが2000年前の同じ人間として戻って来るとは決して信じられませんでした。でも彼は地球に転生しているのでしょうか?”

いいえ、でもイエスの愛と光の本質はいつでも地球に、そしてこの宇宙のほかのあらゆるところにあります。

無数の多次元転生が同時に起きていて、あらゆるものが他のあらゆるものに影響する時間のない領域であるコンティニュウム(時空連続体)が、とりとめのない漠然とした概念でほとんど理解不可能であるため、光の領域からのメッセンジャーたちがあなたたちのリニアル(線形)時間枠にふさわしく表現できたもっとも近いプロセスが輪廻転生です。けれども、たとえばアルバート・アインシュタインが誰々として輪廻転生するということではありません。このリアリティを出来る限り説明してみましょう。

大宇宙コスモス全体に存在する計り知れない数の魂たちのどれもが比類のない、独立した、神性で、永遠の存在であると同時に、それはほかのすべてとエネルギー的に相互につながっています。あらゆる魂の始まりは創造主がその存在自体である愛と光を炸裂させた瞬間です・・“ビッグバン”・・そして、あらゆる存在するものは、創造主のエネルギーを用いて魂たちによって共同創造され、魂たちのアイデアを運動と形態に顕現しています。

たとえば、Aという魂が初めて肉体をもって転生したいと思うとします。そのアイデアを魂の合意としてまとめた後、それはその転生を共有したいと願うほかの魂たちと契約を結びます・・僕たちはそれを生前の合意と呼んでいます。それから、ひとりの人間として経験したいことにふさわしいパーソネージ(訳注:肉体を持って転生経験する魂の独立した神性な本質)のための肉体をデザインし共同創造します。その結果、魂Aはその比類ない永遠のセルフ(自我)を保ちながら集合魂になります。それはそのすべての知識を新しいパーソネージの魂と共有するのです。集合という言葉が魂Aに適応されるのは、それがまた別の魂の肉体をもつ転生を始めたからです。でもお分かりのように、それが集合的経験の始まりになるのです。

その最初のパーソネージを魂Bと呼びましょう。魂Aから授かった魂Bのすべての特徴とその全転生を通してのすべての経験は・・知性、才能、からだつきと容貌、個性、アイデア、人間関係、教育、習性、計画、教養、失望、こころの傷、喜び、疑い、失敗、興味、恐れ・・魂Bのそれぞれの経験に沿って魂Aの“データベース”に加えられます。そしてその肉体が死ぬとあらゆるものは魂Bによって残されます。

魂Aが別の肉体生を始めたいと思うときは、同じプロセスを踏みます。今度は、その元々の知識だけではなく、魂Bの転生経験をその2度目のパーソネージと共有できるのです。魂Bが自分のアイデアを実行に移したいと思うときは、魂の合意など諸々をつくります。魂Aのように、それは比類のない魂自身でありながら、同時に個人的な経験からと魂Aから授かった知識を、その最初のパーソネージの魂と共有します。

魂Aと魂Bは、それらのパーソネージたちと一緒に経験と知識と叡智で成長を遂げます。パーソネージたちはどれも比類がなく独立した神性なる永遠の魂です。それらが一体となった存在は多様な相互につながっている転生の力の場(フォースフィールド)で、新しいパーソネージたちと、それらが宇宙のどこにいようとも、供に成長します。魂たちは合意事項を選んで、集合的経験のギャップを埋めたり、弱い分野を強化して転生全体のバランスをとります。そのように、永遠に拡大する気づきの収納庫を、系統につながるすべての魂たちは利用できるのです。

パーソネージが意識的にその収納庫を利用すると進化がもたらされます。ですから、それはなにか新しいことを学ぶことではないのです。むしろ自己発見のプロセスであり、“始まり”の時から魂レベルで知っていることを思い出すことなのです。そして、この瞬間あなたたちが生きているように、あなたたちが過去や未来の転生として思っているすべての存在たちも同じです・・あなたたちとそれらの比類ない魂たちはコンティニュウム(時空連続体)の“いま”に生きているのです。

僕の第三密度文化での転生経験から、意識レベルでなにも比較する基準がないことを理解しようとするのがどんなに困難か知っています。多次元転生についての僕の説明で明確になるよりかえって混乱を招いてしまったかもしれません。ですから、僕が説明したことはとにかくすべて神性な力で起きることを知ってください。あなたたちはいつかあなたたち自身の目で見ることになるでしょうから・・もう一度です!

“もしイエスの磔と復活がなかったのなら、どのようなイエスとの出会いが彼の信奉者たちをそれほどまでに恐れを抱かず熱烈に、彼の教えを広めるようにさせたのでしょう?”

僕は自分自身のことだけについては確かなことが言えます。恐れはまったくありませんでしたが、強い熱意は確かにありました。なぜならイエスはいつも真実を語り、それを深い思いやりから実践していたことを僕はこころで知っていたからです。前回のメッセージでも言いましたが、僕には彼の教えを人々に伝えるたくさんの機会がありました。けれども、僕が聞いている・・覚えている・・ことは、聖書時代の僕の転生以来、カトリック教会が、彼らの主張するイエスの生き方、死そして復活の物語に執拗に重点を置いたことが、キリスト教が広範囲に広まった理由になっています。

“一部のチャネラーたちは磔があったと言い、ほかの人たちはなかったと言っていますが、どうしてだか説明できますか?”

その違いについて考えられる理由を言えます。そのひとつは、磔がパラレルワールドで起きていることです。人がなにかしようと思うと、その方向にエネルギーが発生します。それを決定しなければならない時点に到達すると、意識レベルでの自我(セルフ)は選んだ方向に進みます。でも、そこで選択されなかった方向に与えられた強いエネルギーは止めることができません・・それはその方向にひきつづいて流れて行き、その途中でその人が方向を決めた前に考えていたことにしたがって必然的な状況を顕現するのです。

この磔については、イエスの信奉者たちの数が増すにしたがって、国と教会の指導者たちは、彼の教えが彼らの人民への支配に対する脅威になっていることにますます警戒心を抱くようになったのです。指導者たちの一部は、イエスを死なせることで彼を殉教者に祭り上げてしまう危険よりも、彼を国から追放する方に賛成し、ほかの者たちは彼を殺す方に賛成しました。そのように、エネルギーは両方に分かれて始まり、磔に集中したエネルギーはそのままパラレルワールドでそのような結果になったのです。実際の出来事が起きる世界と同じように、その世界はコンティニュウム(時空連続体)の中で存在しています。また、それぞれを見分ける標識はなにもありません。そのため、メッセージを送ってくる情報源がパラレルワールドの出来事を伝えている可能性もあります。

べつの可能性は磔と復活のホログラムです。たぶんイエスとマリアによって考えられたものだと思いますが、その像が地上に投影されたというものです。その刑罰の残酷なやり方がその時代に暮らしている多くの人々の残虐性を満足させたと同時に、復活は暮らしの厳しさから逃れたいと渇望する人々に希望を与えたのです。

またもう一つの可能性としては、精神の力にかかわるものです。もしチャネラーが・・あなたたちはすべてエネルギーのチャネラーなのでレシーバー(受信人)と言った方が正確です・・磔と復活が起きたことをかたくなに信じている場合は、その信念が受け取った信号の情報を無効にすることもあります。精神のパワーは暮らしのあらゆる状況に影響を与えます・・それがどんなに事実からかけ離れていたとしても、信じていることがその人のリアリティになるのです。

“あなたは、使徒マタイだったときは、今回のメッセージで書いたようなことについて意識レベルでは知らなかったと言いました。どうしてですか?それをどのように知ったのですか?”
 

あなたたちの脳の記憶バンクにあるすべての記憶と、僕がそのときの転生で意識レベルで知っていたことを比べてみましょう・・もし、それらの記憶がすべてあなたたちの意識にドッと流れ込んで来たら、どうしようもなくなるでしょう。僕のすべてのパーソネージたちの知識が一緒になって、そのときの僕の意識に一挙に流れ込んで来てもそれは同じです。

僕・・僕たち・・には、いわば“進化成長する参考図書館”があります。そこに僕たちが行くことを選べば、いつでもあらゆる情報が手に入るのです。その選択をすることが、僕が言った自己発見です。それは魂の知っていることを思い出すことです。その発見の一つひとつがあまりにも強力な“正しさ”の感覚を微塵の疑いもなくもたらすので、あなたたちは全存在でそれが反論の余地のない真実であることを知るのです。

それは誰でもまったく同じなのですが・・魂のレベルでは誰でも“始まり“から完全な知識をもって来ています・・それを思い出すことは、進化している文明社会とスピリチュアルな世界(霊界)にいる人たちの方が簡単にできます。そこでは肉体が低い波動エネルギー密度によって制約されていないからです。とくに第三密度の意識レベルにある文明社会では、肉体の密度によって魂が知っている気づきが妨げられます。

そのステーション(宇宙領域)にいる魂たちがあなたのパーソネージたちなので、彼らに代わって話しているのですか?

ここにいる何百万の魂たちの中には僕のパーソネージたちもいますが、ほとんどは違います。僕たちのこのステーションとの“つながり”は、進化の状況によるものです。数年前僕はこのことについてメッセージで話しました。    

「僕たちが使う“ステーション(宇宙領域)”とは、なにも特別な“場所”や文明社会に関連したものではありません。それは魂の宇宙での起源や転生経験の数にかかわらず、その魂が達成したスピリチュアルな成長レベルのことです。“このステーションにいる魂たち“と僕が言うときは、そのスピリチュアルな気づきが無条件の愛とあらゆる存在のワンネスの覚醒に調和したレベルに進化した仲間たちのことです。これはその共有する気づきから、”グループマインド“とか”集団魂“とも呼べますが、広い意味で、無数のパーソネージと魂自身がひとつの”ハイヤーソウル(高位の魂)“に融合したものです。」(2009年1月19/20日のメッセージより)

あなたがいる領域のほかの魂たちのスポークスマンにあなたがなったのは、指名されたからと言うのは適切な言葉ではないかもしれませんが、どのようにしてその立場になったのですか?もしそこにいるほかの魂がスポークスマンになっていたら、その情報はあなたとまったく同じになっていたでしょうか?”
 

“選択”の方が“指名”よりも正しいです。それは“候補者”に投票するのではなく、特別な魂がグループのある分野の知識をもっとも良く表現できるという全員の合意によるものです。

僕たち全員のために話すのは僕だけではありません。僕がこのグループに代わってメッセージを送るのは僕の母に対してだけです。ほかの人たちはそれぞれのレシーバー(受信者)たちに情報を送っています。このレベルでは真実だけが存在します。ですから誰が送信しようとその内容について不一致は決してありません。でも、まったく同じ情報を送るわけではありません。それは僕たちの総合的な経験の違いの問題です。たとえば、クライオン(訳注:天使界に存在するエネルギー体)のパーソネージの多くは全宇宙での広範囲な科学的専門知識を持っていますが、僕のも含め、ほかの多くの魂たちのパーソネージはそれほど持ってはいません。また、べつの要因として、受信者の語彙の問題があります。僕の母は科学の教育を受けていないので、その性質の事について僕が話すために必要な言葉を知りません。  

あなたが今いるところにいる他の魂たちは、あなたが使徒マタイだったときのあなたを知っていますか、それともあなたたちはお互いのパーソネージたちを知らないのですか?

宇宙レベルでよく知られていてその数が比較的少ない、お互いのパーソネージたちを僕たちは知っています。全体的に僕たちのパーソネージの数はあなたたちの想像を超えるほどで、その形態と容姿もたくさんあります。それには動物たちも含まれるので、あなたたちの意識レベルでは同様に想像もつかないでしょう。

ここにいる魂たちの一部は、あなたたちの歴史のその時代に生きていたパーソネージたちを持っていましたが、お互いの人生が身近につながっていれば、彼らはそのときの僕を知っていたでしょう。僕の貴重なイエスとの友情と満足いく教師としての経験によって、マシュー(マタイ)としての僕の人生はとても満ち足りたものでした。でも、この宇宙での計り知れない数の転生経験という見地からすれば、それはとくに注目に値するものではありませんでした。それは何世紀後に地球で僕の日誌に書いた記録が“使徒マタイ伝”になったために、話が必要以上に大きくなって知られるようになったのです。

けれども、今ここにいる魂たちとそのパーソネージたちは、僕のメッセージによってその転生について知ることができます・・僕たちのだれでも発信する情報は、グループ全体の知識のひとつになって、僕たちにつながるすべての人たちが利用できる知識の収納庫に加えられます。でもこれは、そのマシューの転生自体が前のものより重要であるということではありません・・重要なことは、聖書にあることだけの代わりに、その真実がいま得られることです。その人生を歪めて伝えられている魂たち、不当に中傷されている魂たち、そしてその恐ろしい行為が明るみに晒される魂たちのすべてに真実がもたらされるとき、その影響は同じでしょう。

“聖書時代”のマシュー以外の僕のパーソネージについて少し話すと、たくさんの読者からのほかの質問に答えることになるでしょう。いいえ、僕の転生すべてを一緒にしても、地球のすべての出来事とすべての人、あるいは未来世界のすべてを、意識レベルでも魂レベルでも知ることはできません。ここにいるほかの魂たちと同様に、僕には“全体図”が見えます。でも僕たちの中で、そこにいるすべての魂の状況をすべて詳細に知っている魂はいません。神のみが知っています。なぜなら、神はその人々のすべてであり、神の知識はつねに起きている際限ない数の変化の一つひとつと供に、止まることなく成長しているからです。
 
そうですけれど、僕たちには自分たちの転生経験に加えて、いくつかの情報源があります。神はそのひとつです。僕たちは地球の可能性のエネルギー場での活発な動きを観察します。惑星地球をモニターしているニルヴァーナの人たち、ここのようなほかの宇宙ステーションにいる魂たち、そして進化している宇宙文明社会の人たちと交信します。そして地球の集合意識と宇宙の全体意識につながります。

さて、この宇宙の大天使ミカエルの最初のパーソネージとしての僕には、スピリチュアルに進化した文明社会に生まれ変わるための言わば“心構え”があります。そして僕に選ばれたものが、あなたたちからもっとも遠い銀河系の端にある素晴らしい水の世界にいま生きています。無数の僕のパーソネージたちがあなたたちの計算で過去10万年ほどの間に地球に暮らしていました。でも、それ以前のすべての転生とその数千年間の多くの転生はシリウスとプレアデスとこの銀河系やほかの銀河系のほかの場所にいました。

太古の時代に生きることで、当時テラとかシャンとして知られていたパラダイスの地球の発達段階を垣間みる機会が持てました。そして本来第五密度にあった彼女の惑星体が急速に堕ちて行き、最後は第三密度に深くはまりこむようになった長い年月のあいだのガイアの苦しみを見守ってきました。パワーが勝る宇宙文明人たちの強力な影響力で弱い文明人たちのDNAが二重だけの螺旋構造に変えられるのを見ました。また地球の古代の人々が第三密度から抜け出る天体配列のチャンスを逃すののを見ました。僕のパーソネージたちの一部は、その長い闇の時代に地球に生きていました。その一人は、ガイアが破滅から逃れるために彼女の肉体からネガティビティ(破壊的エネルギー)を排除したためにあらゆる生命が失われたとき、そこにいたのです。それらの時代のことを僕が知っているのは、僕のパーソネージたちの極めて限られた視点からだけでなく、その情報は宇宙の全体意識にあるからなのです。あなたたちは魂のレベルで同じ情報をもっています。それには間違いなくいくつかの、あるいはたぶんたくさんのあなたたちの転生があるでしょう。   

宇宙最高評議会による地球の黄金時代のマスタープラン制作者のひとりとして、僕はそれに関して直接に得た情報を提供し、また一部の魂たちが彼らの合意に背いて光の勢力に加わることを拒否したためにあなたたちの社会の進展が10年遅れたことを、あなたたちに伝えることができました。ガイアの選択で地球に来ることになり、バラク・オバマとして転生した魂を評議会は承知しています。僕たちは彼のそこでの年月をずっと見守ってきましたから、彼が光のためにはたらくことに揺るぎないこと、そして政府の内部と外部に強力な敵がいることについて知っています。

ほかの僕のパーソネージには、アセンションして闇から出たいと願う文明社会を支援していた連邦国の指導者というような重要な地位にいて素晴らしい仕事を達成した者たちもいますし、またそれに及ばない者たちも居ます。パーソネージの中には、職人、法律家、弁護士、医師、農業労働者、役人、音楽家、商人、教師、旅する貿易商などがいて、程度の差はありますが意義ある成果をもたらしています。偵察部隊にいたパーソネージたちもいました。わずかな数ですが、深刻な精神障害をもつ者も含め、正常な精神回復のために静かな人生を余儀なくされた兵士たちもいます。僕は、健康で長寿、愛する家族との楽しい人生、忠実な仲間、努力による功績と繁栄という転生と同時に、極めて短命、投獄、貧困、病気、裏切り、失敗、孤独、孤立の転生を経験してきました。つまり、あなたたちと同じように、非常に多種多様な経験を長い、長い時間経験してきたのです。どうやって僕がそれを知ることができるのですか?なぜなら、いまあなたがこのメッセージを読んでいるからです。あなたたちは、スピリチュアルな気づきとさらなる自己発見を求めてこころからの直感にしたがっているからです。

どのパーソネージも集合魂によって平等に尊重されます。それは富や権力や名声によってではなく、自由意志の選択が魂の合意にある選択にどのくらいしっかりと忠実であったかによって評価されます。パーソネージたちがこの宇宙のどこにいようと、彼らの合意は累積された経験のバランスをとるようにつくられています。なぜなら、バランスの中にある高い波動エネルギーに到達することが、あらゆる魂たちの目的だからです。この宇宙ステーションにいる僕たちすべてもあなたたちとほかのすべての魂たちと同じです・・僕たちはすべて神との再統合という共通の最終目的地に向かってそれぞれの道を歩んでいます。そして神はこう言っています。そうなる時のみ、神はつぎに何が起こるか知るでしょう。

あなたたちの光による地球と魂たちへの貢献に対する僕たちの無条件の愛と称賛が、いつでもあなたたちの旅と供にあります。

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愛と平和を

スザンヌ・ワード著
原文:Matthew's Messages


訳文責: 森田 玄

(転載自由:原典を明記していただけるとうれしいです。)

3 件のコメント:

  1. 市村 光生 kahonnn2/24/2014 9:45 午後

    毎回楽しく拝見しております。
    3年程前より、教会へはいろいろあって行っておりませんが、メッセージはとても役立ております。
    今までの中で読者からの否定的な意見が寄せられなかったのは初めてだと知り、面白く思いました。
    来月はヨハネの黙示についての事なのかもしれませんね。
    4月には、オバマさんが来日されるようですが、よい方向に進む事を願っています。
    私は1963年生まれですが、その年に第2回バチカン公会議が開かれ
    11月にケネディー暗殺、丸50年の時を経て駐日アメリカ大使に、キャロライン ケネディーさんが選ばれとは思いもしませんでした。
    素晴らしい時代がもうすぐそこまで来ているのだろうと希望いたします。

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  2. 市村さま、コメントをありがとうございます。
    最近とみに感じられるのは、人々がその与えられた状況内で何かにますます貢献することの喜びを発見していることです。たしかに絶望感もあるのですが、不思議なことに、違うレベルでの気づきというか、パワーをもって活動している人たち、とくに若い年代層が目立ちますね。
    陰陽論では、陰だけでは存在できず、その背後に必ず陽が存在しているという宇宙法則があります。
    その陽のパワーに意識を向けたいです。

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  3. 市村 光生 kahonnn2/28/2014 10:30 午後

    まさにその通りだと、私も思います。
    わたしたち自身の魂の方向性が陽であり、光であるように歩みたいです。

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